日銀職員給与のベア微増、黒田総裁が目指す物価目標達成の難しさ露呈
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の職員の給与でさえも、黒田東彦総裁が持続的な物価目標の達成に必要と考えている賃上げ率には遠く及ばない。 日銀など公的部門が模範を示すことは政治的に難しいとみている。 SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは、世界各国で利上げが進められる中でも、賃金の上昇サイクルを通じて持続的な物価上昇と経済成長を実現するために低金利政策を堅持している。こうした中で円は今年、ドルに対し約30年ぶりの安値を更新した。「その意味では、ベアとかマクロの賃金3%というのは全然無理だ」との見方を示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀職員給与のベア微増、黒田総裁が目指す物価目標達成の難しさ露呈