日銀は市場に大政奉還を、地銀備え必要-オールニッポンAM永野社長
記事を要約すると以下のとおり。
地方銀行16行を株主とする資産運用会社オールニッポン・アセットマネジメントの永野竜樹社長は、徳川幕府が政権を朝廷に返上した「大政奉還」のように、日本銀行はイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を撤廃し「金利を市場に戻すべきだ」との見方を示した。同社は地銀を中心に集めた資金の運用や投資助言をしており預かり資産は約6600億円。 永野氏は「地方の金融機関はこれを機に円債を軸にポートフォリオを作り直す時代に入る」と指摘。YCC撤廃後も「10年金利はまずは1%がせいぜいだと思うが、それくらいから徐々に積み増し、金利が上がっても1.5%程度という覚悟で買っていけば全く心配ない」とみる。
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