日銀の行動は市場期待を満たさず、円安は継続へ-英大手資産運用会社
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の政策行動が市場の期待を下回る可能性に、英国最大の資産運用会社は賭けている。 日銀は先月、マイナス金利を解除。 約1兆5000億ドル(約227兆円)の運用資産を抱えるLGIMのマクロ戦略責任者、クリストファー・ジェフリー氏は「日本国債相場が暴落すると考えている向きは多い」と指摘。世界的なインフレ圧力が収束しつつあるように見受けられる状況では、なおさらだと述べ、「日銀のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)廃止は、利回りに間違いなく上昇圧力がかかるということを必ずしも意味しないとの見解を示した。」同氏は米金利見通しの変更によるボラティリティーを回避するため、対ドルよりも対ユーロで円下落を見込むポジションを選好しているという。これはファンダメンタルズ主導で、日本の当局がそれを阻むのは難しいと論じた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀の行動は市場期待を満たさず、円安は継続へ-英大手資産運用会社