日銀の国債購入減額計画と利上げの同時決定、3割超が予想-サーベイ
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が国債買い入れの具体的な減額計画を決める7月の金融政策決定会合では、3割超のエコノミストが同時に追加利上げが実施されると予想している。6月会合前の調査では7月会合で今後1-2年程度の具体的な減額計画をまとめることも決めた。円安傾向が続く中、7月会合での利上げも「当然あり得る」とタカ派的なトーンを強めた。ただ、7月予想をつなぎとめたと言えそうだ。 日銀は、国債減額計画の策定に向けて7月9、10日に「債券市場参加者会合」を開き、先行きの国債買い入れの運営に関して実務的な観点で市場参加者から意見を聞く予定だ。バランスシート 国債買い入れの減額計画に関しては、現時点での市場のイメージは緩やかなものと言えそうだ。日本の経済規模に対する日銀のバランスシートの割合の高さは主要国の中央銀行でも突出しているが、520兆円は国内総生産を7%下回るだけだ。日銀はいずれはフローベースでの国債買い入れのコミットをやめ、「最適な国債保有規模の目安や考え方をストックベースで示した上で、償還国債の再投資を含めたある程度のQE(量的引き締め)を政策ツールとして残す体制に移行するとみる。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀の国債購入減額計画と利上げの同時決定、3割超が予想-サーベイ