日銀が大規模緩和の維持を決定、先行きの金融政策指針も変更せず
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(YCC)を中心とした大規模な金融緩和政策の現状維持を全員一致で決めた。フォワードガイダンスでは、マイナス金利の解除など政策正常化に関する言及は特になかった。これを受けて、市場には早期正常化に向けてフォワードガイダンスが修正されるとの見方も出ていた。日経平均先物は急伸し、一時3万3200円を付けた。個人消費は「緩やかなペースで着実に増加している」から「緩やかな増加を続けている」に、設備投資は「緩やかに増加している」から「緩やかな増加傾向にある」にそれぞれ修正した。また、年末から年始にかけては、来年の春闘に関する情報や内外の経済・物価動向、日銀幹部らの発言への注目度が増しそうだ。 一方、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金化問題を受けて、岸田文雄政権の支持率が一段と下落している。
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