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日銀、早ければ今月会合で国債購入減額を具体的に検討も-関係者

記事を要約すると以下のとおり。

日本銀行は早ければ来週に開く金融政策決定会合で、長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい。
 日銀では国債買い入れの減額に対する思惑が強まっており、長期金利(10年物国債金利)は5月30日に一時1.1%と約13年ぶりの高水準を付けた。
 日銀の長期国債保有額が600兆円に迫り、国内総生産(GDP)を上回る規模となる中で、先行きの買い入れペースやバランスシートの規模などについて、どこまで予見性が高いものを示せるかは不透明だ。
 過去にイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の下で指し値オペや臨時の国債買い入れの目安として考慮される可能性がありそうだ。
 ブルームバーグの報道を受けて、外国為替市場では円が対ドルで一時1ドル=155円ちょうどまで上昇し、5月16日以来の高値を付けた。
 4月会合の「主な意見」では、国債買い入れの減額について「市場動向や国債需給を見ながら、機を捉えて進めていくことが大切だ」「市場の予見可能性を高める観点で、減額の方向性を示していくことも重要だ」など前向きな声が目立った。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀、早ければ今月会合で国債購入減額を具体的に検討も-関係者

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