日産とルノーは15%の株式相互保有-アライアンス連携強化で声明
記事を要約すると以下のとおり。
日産自動車は30日、仏
ルノーグループとの企業連合(アライアンス)に関する声明で、ロックアップとスタンドスティル義務を伴う15%の株式を相互に保有すると発表した。 ルノーは、同社にとって商慣習上合理的な場合、協調的で秩序あるプロセスで信託会社に信託した日産株の売却を指示するが、特定の期間内に売却する義務は負わないともした。 EVや自動運転など新技術の登場で世界の自動車産業が急速に変容し、新興勢力も含め競争が激化する中、両社は今回の合意を機に再出発する。その後日産もルノー株を保有したが、ルノーとの関係を対等なものにするための取り組みを進めてきた。 その後新型コロナウイルスの感染拡大や世界的な車の電動化進展などから両社の間で関係強化の機運が高まり、22年からルノーの間には意見の隔たりがあり、当初想定していた昨年11月までに合意に達することができず、協議を継続した経緯がある。日産の社外取締役らは16日に開かれた会議で、ルノーとの交渉を受け入れることで合意していた。
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