日本株主役交代か、バリュ-よりモメンタム-ファクター投資
記事を要約すると以下のとおり。
高値更新を続ける日本株相場の主役に変化の兆しが見られる。 日本株におけるモメンタム戦略の有効性は、世界の株式市場と比べかなり特徴的と言える。対照的に日本のモメンタム株の中心はバリュー銘柄だ。 昨年までのバリューファクターが有効だった相場からモメンタム優位に変わった背景には、バリュー株に加え、世界的なAI株人気を受けた一部の半導体関連銘柄にも強いモメンタムが見られている。実際、2月のTOPIX500指数のパフォーマンス上位10銘柄の半数は半導体関連だ。19年以降、同指数が5%台前半の上昇率を記録した月は68-85%だったため、多くの銘柄が相場から取り残されている現状を表している。歴史を見ると、モメンタム株のリバーサルが起こるまでにさらに極端な水準まで上昇することはあり得るが、モメンタムファクターへのエクスポージャーをここから継続する場合、「リスクは既に高く、さらに高まっていくだろうとの見方を示した。」
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