日本株に恒例の需給悪化、1兆円超のETF換金売り-年金再配分も
記事を要約すると以下のとおり。
日本株の上値を抑える売り圧力が高まりやすい時期に入ってきた。 大和証券の吉田亮平氏は「6月30日を前に先回りをする動きが出始めてもおかしくない」と株式需給が早めに崩れるリスクを指摘する。出所:大和証券 株式相場の上昇は6月も急ピッチで、月末に年金売りが出る見込みだ。TOPIXは6月下旬から上値が重くなる傾向がある 一方で、売り圧力による株価の下落は一時的と言う声もある。 みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、株式需給の緩みは相場の上値を抑える程度にとどまると指摘した。背景には、東京証券取引所による株価純資産倍率(PBR)改善要請や企業の賃金上昇期待などを魅力と受け取った海外投資家を中心とした資金流入があった。ただ、そこはいい買い場になるのではないかと語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本株に恒例の需給悪化、1兆円超のETF換金売り-年金再配分も