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日本の金融株や割安な中国株が有望-新たな米金利見通し下で選別進む

記事を要約すると以下のとおり。

米国の金利が高止まりする環境は、割安な中国株の有望性を高め、アジアにおけるバリュー投資戦略の推進力となっている。
 米連邦準備制度の金融緩和がアジア全体の株式相場を押し上げるとの期待に胸を膨らませて年初を迎えたマルチアセット運用会社は現在、環境が大きく変化する中で選別を強めている。
このような環境下では「一部の国内に焦点を当てたセクターが安全な隠れ家となる可能性がある」として、インドのインフラ関連株、韓国の改革の恩恵を受ける銘柄、中国の国内消費財や公益事業などを挙げた。
 通貨と債券の見通しはさらに暗い。
 一方、MSCIのアジア太平洋株式の指標は1.7%程度上昇している。
経済のモメンタムが改善する兆しも、一時は敬遠されていた市場へ資金を引き寄せている。
円は今年に入って対ドルで約10%下落しているが、米国の金利が高いため、介入リスクにもかかわらず円安は当面続くだろう。
 予想される日本銀行の利上げは、金融株にとって好材料だ。
同社は日本に「かなり多く」投資しているという。
「グローバル企業が世界のサプライチェーンを見直す傾向も、インドの財・サービスセクターに恩恵をもたらしている」と説明した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本の金融株や割安な中国株が有望-新たな米金利見通し下で選別進む

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