日本の金利がターゲット、元JPモルガンの2人がヘッジファンド始動
記事を要約すると以下のとおり。
元JPモルガン・チェースのベテラン2人がヘッジファンド運用のブラーマン・キャピタル・マネジメントに加わり、日本の金利市場をターゲットにしたマクロファンドをスタートさせた。ヴィレ・ヴァータヤ、小林繁肇両氏Photographer:EdwinKoo/Bloomberg ヴァータヤ氏は19日にシンガポールからインタビューに応じ、「日本市場のボラティリティーとプライスアクションの見通しは、過去25年間のどの時点よりもエキサイティングだ。」日本がデフレ環境から脱却するにつれ、日本銀行のマイナス金利政策が終了に近づいているとの見方を強めている。日本の消費者物価上昇率は昨年12月、約40年ぶりに4%を記録したが、その後は上昇ペースが鈍化している。 同ファンドの始動は日本の金利取引にとって困難な時期に重なった。しかし、他の主要中央銀行が来年利下げを始めると予想されており、日本を含む世界の債券市場でさまざまなリスクが生じる可能性がある。 ヴァータヤ氏は以前、JPモルガンに10年余り在籍した後、2021年11月に退社した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本の金利がターゲット、元JPモルガンの2人がヘッジファンド始動