日本の中小型株に出番、大型株人気一巡し実力再評価-好業績と割安感
記事を要約すると以下のとおり。
明治安田アセットマネジメントの永田芳樹シニア・ポートフォリオ・マネージャーは「大型株は日本株を買うというファッションで買われてきたが、小型株は買われなかった」と言い、今後小型株は「中身を見て買われることになるだろう」と予想している。 野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、大型株主導で上昇してきた日本株が「さらに上値を追うには大型株のバリュエーションが厳しくなっている」と分析。TOPIXの12カ月先の1株利益は過去最高を更新し続けている半面、米S&P500種株価指数は昨年の水準に届かず、ストックス欧州600指数も頭打ちとなっている。国内経済の成長に伴い、「内需の中小型株で循環物色できる企業の数が増えてきたとみている。」今後は「それぞれの企業が自らの力で売り上げや数量を伸ばせるかどうかといった個別銘柄ごとの差が出る」との見方を示した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日本の中小型株に出番、大型株人気一巡し実力再評価-好業績と割安感