新たな国債の名称に「GX」使用せず、言葉の定義難しく-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
政府は、発行を検討する「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債(仮称)」について、正式名称を「脱炭素成長型経済構造移行債」とする方向で調整している。新たな国債の発行や償還財源の導入を含む関連法案は、今国会に提出する。 脱炭素の世界的な機運の高まりを受け、岸田文雄首相は昨年5月に関連政策を進めるための手段としてGX債を発行する考えを表明した。これまでの国債と同様に同一の金融商品として統合発行するか、トランジションボンドの形で別銘柄として発行するかが焦点となる。 中央省庁の法令担当者が参照することが多いとされる「ワークブック法制執務」によれば、さまざまな解釈が可能な用語を法律で使用する場合は、あらかじめ言葉の定義付けをしておくことが「解釈上の疑義を少なくするために特に必要なこと」としている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 新たな国債の名称に「GX」使用せず、言葉の定義難しく-関係者