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市場が不安定な状況で利上げしない、当面現行緩和継続-内田日銀副総裁

記事を要約すると以下のとおり。

日本銀行の内田真一副総裁は7日、株価や為替相場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持するとの考えを示した。
「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」とした上で、「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要があると述べた。
市場変動と内田副総裁の発言を受け、早期の追加利上げ観測と政策金利のパス(経路)に対する市場の見方は再考を余儀なくされそうだ。
金利のパス  内田氏は、政策運営に影響するとの見解も示した。
市場変動の結果として「見通しやその上下のリスク、見通しの確度が変われば、当然金利のパスは変わってくる」と語った。
 7日の外国為替市場では内田氏の発言後に円相場が対ドルで2%以上下落し、一時147円台半ばまで売られた。
 明治安田総合研究所の小玉祐一フェローチーフエコノミストは、市場の混乱や日銀がその原因になっているとの声を受けた発言で、「市場を落ち着かせようというのが目的と指摘。」
植田体制における金融政策運営の要と言える存在だ。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 市場が不安定な状況で利上げしない、当面現行緩和継続-内田日銀副総裁

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