巨万の富への道、金融とテクノロジーの融合が鍵－ニューリッチ番付

資金の貸し付けや取引、投資というビジネスはメディチ家からモルガン家の時代まで長きにわたって、驚くような富への道だった。
アレックス・ガーコ氏（14位）は自身のクオンツトレーディング会社ＸＴＸマーケッツが13億ポンド（約2200億円）余りの配当を出し、昨年に英最大の納税者となった。
一方、グリフィン、ヤス、ガーコ3氏はテクノロジーを活用して相場の行方を超高速で判断し、1秒足らずの間にポジションを動かしてきた。
グリフィン氏はヘッジファンドのシタデルも設立している。
　下のリストはブルームバーグが毎日発表している世界のビリオネア番付（3月23日時点）に基づく。
グローバルなマーケットメーキング事業を手掛けるシタデル・セキュリティーズも設立。
同社は世界各地でＰＥやベンチャーキャピタル（ＶＣ）投資を行い、スポーツ賭博事業も運営。
5日時点のブルームバーグ試算によると、同社の年間収入は120億ドル超。
同社は22年に総額1330億ドルの住宅ローン取引をまとめた。
それが現在のコタック・マヒンドラ銀行だ。
2000年にＰＥ投資会社ビスタを設立した。
その後、金利や新興市場、株式などさまざまな資産クラスに投資するブルークレストを設立した。
 Source:Bloomberg　　其実氏はオンラインブローカーで金融情報プロバイダーの東方財富信息（イースト・マネー・インフォメーション）の創業者で会長。
 Source:Bloomberg　　トム・ゴアズ氏は、約360億ドルを運用するグローバルなＰＥ投資会社プラチナム・エクイティーの創業者でＣＥＯ。