大手米銀の決算、7-9月業績より今後の見通しに注目-14日から
記事を要約すると以下のとおり。
米銀はここ数カ月、消費者と経済の強さを強調してきたが、7-9月(第3四半期)の決算発表時に示す今後についての見通しはそれほど明るくない見込みだ。ブルームバーグがまとめたデータによれば、米銀大手6行の不良債権引当金合計は恐らく45億6000万ドル(約6700億円)に上る見込み。 JPモルガンCEO、米経済は6-9カ月後にリセッション入りと予想米銀大手CEOを議会が厳しく追及、中国やロシアとの関係巡り BofAとゴールドマン・サックス・グループは来週決算を発表する。 注目点は以下の通り。ただ、急激な利上げで借り入れコストが上昇したことで個人や企業が返済に行き詰まることへの懸念もある。個人や企業が資金をより高利回りの商品に移したかどうかの指標となる預金残高ももう一つの注目点だ。JPモルガン、住宅ローン事業で数百人をレイオフ-金利上昇で需要減投資銀行業務の収入は減る見込み。 シティのマーク・メーソン最高財務責任者(CFO)は先月、合併助言と資本市場のオリジネーションによる手数料は50%減るとの見通しを示し、大手6行は4-6月(第2四半期)に、主にレバレッジドバイアウトのための融資で13億ドルの未実現損失を抱えた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 大手米銀の決算、7-9月業績より今後の見通しに注目-14日から