地球の気温、抑制目標上回る上昇軌道－壊滅的温暖化の回避｢ほど遠い｣

地球の気温は21世紀末までに、産業革命前に比べてセ氏2.1－2.9度上昇する見通しで、壊滅的な温暖化を防ぐには各国政府による温室効果ガス削減の取り組みはまったく不十分だと、国連気候変動枠組み条約（ＵＮＦＣＣＣ）事務局が最新の報告書で指摘した。
　「良いニュースは、2030年より後にはガス排出量が増えない見通しだということだとＵＮＦＣＣＣ事務局のサイモン・スティル事務局長は26日、記者団に話した。」
「しかしながら、そのスピードは遅過ぎるし、程度も不十分だ。」