原油100ドルの可能性高まる、世界的供給ショックが市場を揺るがす
記事を要約すると以下のとおり。
北海ブレント原油が1バレル=90ドルを上回った直接的なきっかけは、イスラエルとイランとの軍事的緊張だった。世界最大の石油生産国である米国では、これを受けて製油所が米国産原油の活用を増やすなど、世界的な需給逼迫(ひっぱく)状況を悪化させている。 こうした要因が全て大規模な供給障害につながっており、トレーダーを驚かせている。 コンサルティング会社エナジー・アスペクツの創業者で調査ディレクターのアムリタ・セン氏は、原油相場の「より大きな原動力は現在、供給サイドにある」と、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで指摘。<br> ブルームバーグが集計したタンカー追跡データによれば、メキシコと米国、カタール、イラクは3月に、原油供給を合わせて日量100万バレル余り減らした。真の地政学的リスクをあと少し織り込めば、そうなると、ブルームバーグテレビジョンで述べた。
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