印アダニ巡り懸念再び-情報開示不十分と監査法人デロイトが警告
記事を要約すると以下のとおり。
インドの新興財閥アダニ・グループの港湾部門
アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンを巡り、同社の監査法人が一部事業体との取引に関するディスクロージャー(情報開示)が不十分だと指摘した。ゴータム・アダニ氏Photographer:KobiWolf/Bloomberg こうした状況を受け、デロイトは「限定付き適正意見」と呼ばれる判断を示した上で、アダニ・ポーツの監査報告に署名した。 空売り投資家で投資調査会社の米ヒンデンブルグ・リサーチは1月に公表したリポートで、富豪のゴータム・アダニ氏が率いるアダニ・グループが長年にわたり不正会計などに関与してきたと主張。 サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ニクヒル・ニガニア、アヌシャ・マディレディ両氏はアダニ・ポーツ株に関する5月30日のリポートで、「限定付き適正意見は短期的に株安要因になり得る」と指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 印アダニ巡り懸念再び-情報開示不十分と監査法人デロイトが警告