円反落、実需のドル買いで一時139円台-米利上げ減速観測で下値固い
記事を要約すると以下のとおり。
東京外国為替市場では円が対ドルで反落。138円43銭を高値に一時は139円05銭まで下落 大和証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、きょうは実需のドル買いが集中しやすい「週末五・十日(ごとおび)なのでそれなりにドル買い需要はあると思うが、流れとしてはやはりドル安方向ではないか」と指摘。「冷静に実態を見つめ直すと、期待の修正が一回どこかで起きる」とみている。その後は、米国市場が休場の中、ドル売りも一服し、138円台半ばで動意薄となっていた。特にパウエル議長の講演は「株式やリスク資産が上がってきたときにまたたしなめるような発言が出るのかどうか。」 三菱モルガンの植野氏は、東京CPIが多少円相場に影響した可能性はあるとし、「われわれのメインシナリオではないが、日本も少し物価が上がってきて日本銀行がどこかで緩和を見直すのではないかと話す人が出てきているので、物価指標が予想より強めに出ると軽く円高の反応を引き起こすということはこれから起きやすいのかもしれないと話した。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 円反落、実需のドル買いで一時139円台-米利上げ減速観測で下値固い