円は140円台前半、米連銀高官発言やＦＯＭＣ議事録控え取引慎重

朝の外国為替市場の円相場は対ドルで140円台前半で小動き。
　りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジストは「先週は米連銀高官のタカ派的案発言が続き、米金利は上昇したものの為替相場への影響はほとんど見られていなかった。」
金融政策の影響を受けやすい2年国債利回りは8ベーシスポイント（bp）上昇の3.83％付近でそれぞれ取引を終えた。
　週末19日には米アトランタ連銀のボスティック総裁が、米経済のソフトランディング（軟着陸）を確実にするため、今後複数回の利上げ幅は計100bpまでとし、金融政策引き締めペースの鈍化が好ましいとの認識を示した。
翌24日は米国市場は半日取引となっている。
米連銀高官は政策金利の見通しとして、より高く、より高く、より長くということを強調しそうだと述べた。