債券市場の機能改善着々、現物と先物価格差縮小-薄れる日銀修正観測
記事を要約すると以下のとおり。
日本国債の現物と先物の価格差が縮小傾向だ。しかし、YCCを行う日銀が先物の決済で使う銘柄まで現物を買い占め、品薄状態となったことで先物との価格差が拡大。日銀がマイナス金利政策を導入した2016年以降、恒常的に海外へ投資資金が日本へ回帰すれば、海外の債券価格に大きな影響が出る恐れがあると警告したばかりだ。米欧の銀行システム不安の高まりや景気悪化に配慮して中央銀行が利上げを休止する可能性があると山下氏はみている。関連記事国債市場機能度が5期ぶり改善、利回り曲線のスムーズ化などで-日銀エコノミストは日銀の早期政策調整をなお警戒、市場と温度差。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 債券市場の機能改善着々、現物と先物価格差縮小-薄れる日銀修正観測