債券下落、強い米CPIでECBと英中銀の利下げ予想後退
記事を要約すると以下のとおり。
ECBはかねてから6月利下げの方針を示している。2年債利回りが3bp上昇の2.99%と昨年11月以来の高水準 コメルツ銀行のストラテジスト、ハウケ・シームセン氏は「ラガルド総裁が6月の初回利下げ実施について再確認すれば投資家の神経を落ち着かせるだろう」と述べた。 欧州時間11日午前の取引で米国債はほぼ変わらず。 パドレイク・ガービー氏らINGグループのストラテジストは「データの堅調が続き、米インフレ率が目標に向かおうとしなければ、米当局が早期に利下げに踏み切る可能性にさらなる疑問符が付くだろう」とした上で、「ユーロ圏の金利にとって重要なのは、ECBがこうした力学からどのように距離を置くと受け止められるかだろうと語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 債券下落、強い米CPIでECBと英中銀の利下げ予想後退