債券上昇か、ＦＲＢ高官発言で米金利低下－10年入札無難通過との見方

1日の債券相場は上昇が予想されている。
ＦＲＢのジェファーソン理事とフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が6月の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）での利上げ見送りを示唆したことが材料になった。
米長期金利は上昇が一服しており、今後の低下は円債を支える要因となる10年債入札は利回り曲線上で割安化していることはサポート材料、多少でも調整が進めば順調な入札になる備考：10年国債を0.5％の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄（チーペスト）対象の同オペも継続関連記事【米国市況】株下落、月間ベースの上昇分はほぼ帳消し－139円台前半米求人件数、4月は1010万件と3カ月ぶり高水準－全予想を上回る米地区連銀経済報告、景気鈍化の兆し指摘－雇用とインフレが減速 米債務上限法案、下院可決に両陣営が自信表明－東部時間31日夜採決。