債券は先物が下落、米金利高で売り先行ー全国CPI上振れも重し
記事を要約すると以下のとおり。
27日の債券相場は下落。 1月の全国の生鮮食品を除くコアコアCPIは3.3%上昇と事前予想の3.5%上昇を上回った。消費者物価は22カ月連続で日銀目標2%水準を維持、正常化後押し 長期国債先物3月物は一時前日比20銭安の146円34銭に下落新発10年債はまだ取引が成立していない新発30年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)高い1.69%5年移行国債入札26日の発行日前(WI)取引は0.34%程度発行予定額は8000億円程度、利回り競争入札によるダッチ方式で実施SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジスト無難通過を予想するただ、既に10年移行債を購入した投資家が手控えるほか、日銀利上げの影響を受けやすい年限なので気がかりな面もあり、同日償還日の5年債に対してどんどん強くなる可能性は低いのではないか備考:世界初の移行債入札は弱め、金利先高観-グリーニアム0.5bp 関連記事【米国市況】株下落、指標やFRB高官の発言待ち-ドル150円台後半米社債発行、2月として過去最高に-少なくとも23兆円相当ユーロ圏インフレ率、低下続くが2%回復の証拠が必要-ラガルド総裁。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 債券は先物が下落、米金利高で売り先行ー全国CPI上振れも重し