債券は下落か、日銀ＹＣＣ柔軟化の売り継続－10年入札後に持ち直しも

1日の債券相場は下落が予想される。
10年債入札は投資家スタンスが読みにくいとし、通過すれば相場は底堅くなるのではなないかとの見方を示した。
  10年債入札発行予定額は2兆7000億円程度大和証券の小野木啓子シニアＪＧＢストラテジスト今回は0.65％水準を念頭に、必要最低限の落札にとどまるよう応札スタンスを考えたいテール（最低と平均落札価格の差）が拡大するなど低調となる可能性が高く、流通市場での下落リスクも相応に大きく見え、最大限の警戒感を持って臨みたい備考：10年国債を1％の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄（チーペスト）対象の同オペも継続関連記事日銀の年内政策変更の予想は1割未満、ＹＣＣ柔軟化で急減－サーベイ【米国市況】株は続伸、Ｓ＆Ｐ500種は5カ月連続上昇－一時142円68銭米四半期定例入札、発行規模1020億ドルに増額へ－市場に大量供給。