債券は下落か、日銀YCC再修正を警戒-長期金利0.9%後半との見方
記事を要約すると以下のとおり。
31日の債券相場は大幅下落。ただ、レンジ上限に達する中で行われるのであれば、蓄積された金利上昇圧力が乏しく、売り一巡後は金利上昇が一服する可能性があるとの見方を示した。長期金利の変動幅を「プラスマイナス0.5%程度のめどから上限1%程度に変更した上で、1%の指し値オペをやめ柔軟に実施する方針に変更する可能性が考えられる」とした。 長期国債先物12月物は一時前日比67銭安の143円57銭に下落新発10年債利回りは6.5ベーシスポイント(bp)高い0.955%と、2013年5月以来の高水準日銀オペ10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続関連記事日銀会合注目点:YCC再修正の有無焦点、長期金利上限の柔軟化検討【米国市況】円急伸し一時148円台、日銀が政策再修正の報道-株上昇米10年債利回り5%再突破に備えたヘッジ拡大、四半期入札の予定控え。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 債券は下落か、日銀YCC再修正を警戒-長期金利0.9%後半との見方