中国電に課徴金700億円超、公取委がカルテル処分案通知－報道

公正取引委員会が、企業向けの電力供給に関する大手電力のカルテル問題を巡り、中国電力に対して独占禁止法違反で700億円超の課徴金納付を命じる処分案を通知した、と日経新聞が関係者への取材を基に1日報じた。
　日経は1日午後、中国電は他の電力会社と2018年以降に大規模工場向けの「特別高圧電力」や企業向けの「高圧電力」供給で相互に相手の管轄区域で営業しないよう、顧客獲得を制限するカルテルを結んだとされる、などと報じていた。
一時11月4日以来の日中安値となる3.8％安の688円まで下落した。