中国経済、３月はまちまち－景況感・住宅市場改善でも世界見通し悪化

中国経済は3月に景況感や住宅市場は改善したが、金融市場の混乱で世界的な見通しが悪化し、まちまちの状況となっている。
景気の大きな足かせとなっていた住宅市場の落ち込みも、最近になって販売と価格が回復し、底打ちの兆しが見えてきた。
世界経済の軟化は、最近数カ月ですでに急減している中国輸出需要のさらなる下降を意味する。
　幾つかの指標は景気の弱さを示唆している。
鉄鋼在庫は3月に増加しており、需要にとって不吉な兆候だ。