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中国市場低迷、ミドルクラス直撃-失業におびえ投資から手を引く

記事を要約すると以下のとおり。

上海出身の金融マン、トーマス・チョウさん(40)は2023年を振り返ると、家計のことを考えずにはいられない。
今の私を支えているのは、大家族を養うために仕事を続けたいという思いだと話すチョウさんの言葉は、不動産・株式市場の低迷で蓄えの多くを失った中国の人々の心に響くだろう。
 中間所得者層(ミドルクラス)の人々は今、家計支出の優先順位を見直す必要に迫られている。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)によると、住宅価格が5%下落するごとに、19兆元(約380兆円)の住宅資産が消失する。
     中国の公式データは中古住宅価格の緩やかな下落を示しているが、不動産会社や民間データプロバイダーによれば、大都市の一等地は少なくとも15%の値下がりだ。
売れれば御の字  金融投資は気休めにならない。
 中国の富裕層は高いリターンを求め、規制の緩いシャドーバンク(影の銀行)が販売する金融商品を購入していたが、2兆9000億ドル(約414兆円)規模の中国信託業界には亀裂が入りつつあり、最近の支払いを巡るスキャンダルでは数百億ドルの損失が発生する可能性がある。
 メディア業界で働くエコー・ホアンさん(39)は、浙江省寧波にある自身が購入した投資用不動産の価値が19年のピークから約100万元下がるのを目にしていた。
保有している株式が18年以降の利益を全て帳消しにしてしまったため、株式投資はあきらめた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国市場低迷、ミドルクラス直撃-失業におびえ投資から手を引く

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