中国人民銀、主要金利を据え置き-人民元に対する圧力を警戒
記事を要約すると以下のとおり。
中国人民銀行(中央銀行)は18日、中期貸出制度(MLF)の1年物金利を2.5%に据え置いた。 世界2位の経済大国、中国の景気は不動産危機や景況感の悪化、デフレ圧力などで低迷。13日のオフショア取引では、トレーダーが米国の早期金融緩和観測を後退させたため、人民元の先行き不透明感が強まった。中国春節の大型連休、旅行活発化-個人消費持ち直しの兆しも 中信証券の明明チーフエコノミストは今回の資金供給について、春節(旧正月)の曲天石エコノミストは「デフレの深刻化や不動産の暴落、需要の低迷にもかかわらず、主要金利の引き下げを見送るという人民銀の決定は、後手に回り、昨年と同じ失敗を繰り返すとの懸念を招いている」とリポートでコメントした。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国人民銀、主要金利を据え置き-人民元に対する圧力を警戒