中国人民元に一段の圧力か、8月の資本流出は15年以来の大きさ
記事を要約すると以下のとおり。
中国はここ数年で最大の資本流出に見舞われており、当局者の間では低迷する人民元への圧力が強まるとの懸念が浮上している。通貨安で市場の魅力がさらに低下し、香港における元建て資金調達コストを引き上げる必要があった。 ナティクシスのシニアエコノミスト、ゲーリー・ウン氏は「金融政策の乖離(かいり)と現在のマクロ環境から、中国が資本を呼び戻すのに十分なインセンティブを持つ転換点に達したとは考えにくい」と述べた。 それでも中国経済が多少の安定化の兆しを見せていることから、資本流出はやや落ち着き始めるだろうと同氏は語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国人民元に一段の圧力か、8月の資本流出は15年以来の大きさ