中国の金投資ブームでＥＴＦが乱高下、一時売買停止

金関連企業に投資する上場投資信託（ＥＴＦ）が中国で最近、熱狂的な取引対象となっており、中国経済の苦境に強いと見られる市場の一角に投資家が殺到している。
同ＥＴＦの価格は過去4営業日で40％余り上昇したが、8日の取引再開後には10％下落した。
　ブルームバーグ・インテリジェンス（ＢＩ）のアナリスト、レベッカ・シン氏は、「金は史上最高値圏で取引されており、金ＥＴＦに純流入していると指摘。」
中国人民銀行（中央銀行）も大口の買い手で、3月には1年5カ月連続で準備資産として金を購入した。