中国の債務危機、「生き残り組」の民間不動産開発業者にも波及か

中国の住宅 危機は国内の民間不動産開発業者を巻き込んで、記録的なデフォルト（債務不履行）の波を引き起こし、「生き残り組」は縮小の一途をたどっている。
　ブルームバーグの指数によると、主に不動産開発業者が発行する中国のジャンク級ドル建て債は現在、平均67セント前後で推移している。
もしデフォルトに陥れば、中国市場はさらなる混乱に陥りかねない。
DebtBurdenChina'ssurvivingprivatebuildersfacebigpaymenttestsSource:BloombergNote:DataasofSept.1,includingbondinterestorprincipalpayments,bothonshoreandoffshore.　　ルーミス・セイレス・インベストメンツ・アジアのシニアアナリスト、ジー・ウェイ・フェン氏は「主要セクターで国有企業以外の発行体の70－80％近くが、これほど短期間にデフォルトやディストレスト状態に陥るのはまれだ。」
同社はドル建ての利払いをまだ行っていないと伝えたという。
　　ブルームバーグ・インテリジェンス（ＢＩ）のクレジットアナリスト、アンドルー・チャン氏によれば、次に注目すべきは新城発展と雅居楽集団だ。
　政府系の遠洋集団と中国万科もリストに載っており、政府支援をある程度受けている開発業者を中心とする中国のジャンク級ドル建て債に連動するブルームバーグの指数は8月に5％下落と、5月以来の大きな落ち込みとなった。
　「生き残り組の民間開発業者16社は以下の通り。」