中国の住宅バブル退治、痛みは数年継続か－つけは国民と銀行に

中国の住宅市況回復を図る巨額の銀行融資や利下げ、不動産開発会社支援といったさまざまな刺激策は、上海近郊の自宅を売りたいエコーさんにとってほとんど役に立っていない。
「誰もが購入を決める前に住宅価格急落を待っている」として、「悪循環に陥るだろうと述べた。
StillSlumpingHousingsalesandconstructionhavefallenformorethanayearSource:China'sNationalBureauofStatistics,BloombergIntelligence　　新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策と景気鈍化の中、住宅の販売も価格も低迷し続けている。
　5年に一度の中国共産党大会が北京で16日に開幕するが、住宅市場ほど重要な問題はほとんどないだろう。
  不動産は中国ＧＤＰ（国内総生産）の約4分の1を、家計資産の4割近くを占める。
北京や上海、深圳などの大都市での販売は9月上旬にわずかに増加したが、不動産開発会社大手100社による同月の新築住宅販売額は前年同月比25.4％減少した。
ドイツ銀行は今年8月に市場が底を打った可能性があるとしている。
　ただ、ブルームバーグ・エコノミクス（ＢＥ）は中国の人口の約65％が既に都市部に住んでおり、これまでの流れは鈍化しているとみている。
 Source:NBS,UnitedNationsWorldPopulationProspects,BloombergEconomics　　同国では開発会社の資金不足で建設が止まり、住宅ローンを組んで物件を購入した買い手のローン返済ボイコットが広がる現象が見られた。
ブルームバーグが調査したエコノミストで、近いうちに中国がリセッション（景気後退）入りするとみている者はいない。
JobNotDoneChinesedevelopersstartmuchmoreconstructionthantheyfinishSource:NationalBureauofStatistics 原題：China’sBurstingHousingBubbleWillRockEconomyforYears(1)　（抜粋） 。