中国のハマス巡る姿勢、米中関係の新たな課題-バーンズ米大使
記事を要約すると以下のとおり。
米国のバーンズ駐中国大使は19日、習近平国家主席に対しイスラム組織ハマスによるテロを非難するよう求めるとともに、中国政府のハマスを巡る姿勢は米中関係の新たな課題だとの認識を示した。 ハマスがイスラエルの生存を認めないとしていることは永続的な解決に向けた中国のビジョンに反していると指摘し、中国は米国と同じようにイスラエルとパレスチナの共存を認める「二カ国解決を支持する立場だ。」その後、習主席はイスラエルとパレスチナの和平会議も呼びかけた。中国の王毅外相は先週、イスラエル情勢の永続的な解決策を見いだすため国連主催の「より権威と影響力のある広範な国際平和会議」を中国は後押ししていると述べた。米国はまた、北京で今月開催されるトップラスの安全保障フォーラム「北京香山論壇」への参加を求める中国の招待を受け入れた。だが米国が会合を持つためだけに譲歩することは根本的にないと語った。軍民両面で利用可能な「米国の高度なデュアルユース技術が輸出されることによって中国人民解放軍が軍事的に有利になることを防ぐため、われわれは真剣に取り組んでいる」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国のハマス巡る姿勢、米中関係の新たな課題-バーンズ米大使