中国との関係凍結、メルコスルは脱退へ-ミレイ氏、外交政策も急進的
記事を要約すると以下のとおり。
中国との関係を凍結し、南部共同市場(メルコスル)からは脱退する-。 「中国では人々の自由がなく、彼らは望むことができない。」 大統領選の先頭ランナーに躍り出たミレイ氏の勝利はアルゼンチンの政治的エスタブリッシュメント(既存勢力)に衝撃を与えた。中国はアルゼンチンの2番目に大きい輸出市場であり、国際通貨基金(IMF)への支払いに使われる、アルゼンチンにとって極めて重要な180億ドル(約2兆6300億円)相当の通貨スワップ協定を結んでいる。 ブラジル外務省は今のところミレイ氏の発言に対してコメントしていない。「私が関与する必要はない。」米国重視路線 地政学的にミレイ氏のイデオロギーから最も大きな恩恵を受けるのは明らかに米国だろう。トランプ氏とよく比較されることについてミレイ氏は特に強い関心を払っているわけではない。 その一方で、域内の主要国を率いる左派のルラ大統領を「独裁者」と呼び、ニカラグア、キューバ、北朝鮮、ロシアの各国政府に対しても同様に批判的だ。メルコスルは4年前に合意した欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の履行が内部の意見対立で停滞している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国との関係凍結、メルコスルは脱退へ-ミレイ氏、外交政策も急進的