中国、ＥＵ産豚肉に反ダンピング調査開始－ＥＶへの対抗措置か

中国商務省は17日、欧州連合（ＥＵ）からの豚肉輸入に対する反ダンピング（不当廉売）調査を同日から始めると発表した。
　だが、ＥＵとの貿易全体から見ればこれはごく一部に過ぎない。
ＥＵは幅広い産業における中国の補助金を調べており、7月からは電気自動車（ＥＶ）の輸入に追加関税を賦課する見通しだ。
より強力な反応を示せば、裏目に出る恐れがあると中国当局は警戒している。
オーストラリアとの対立では、同国産の大麦や牛肉、綿花、ロブスター、ワインに対する貿易措置があった。