中国、経済政策の司令塔交代－景気対策強化で何副首相への期待高まる

中国共産党の習近平指導部で何立峰副首相が経済・金融政策および欧米との通商協議を統括するトップに就いたことが、一連の発表で明らかになった。
何立峰副首相Photographer:QilaiShen/Bloomberg　　中国外務省は何氏による8－12日の米国訪問を確認した際、「中米経済・貿易問題のリーダーと何氏を呼んだ。」
3月まで副首相だった劉氏は経済政策の司令塔と見なされていた。
　ブルームバーグは先に、何氏の権限は不動産問題に対応する住宅都市農村建設省に加え、最近設置された国家金融監督管理総局を含め全ての金融当局に及ぶと報じていた。
　アナリストらによると、経済政策の焦点がシフトする可能性がある。
そのため、政府のアプローチは景気支援を巡り抑制的だったが、「劉氏の影響が弱まりつつある今、政府がより積極的な刺激策に踏み切る公算が大きくなっているとのアナリストの分析をリポートに掲載した。」