世界の金融市場、一段のボラティリティー上昇に身構え－中東緊迫化で

世界の金融市場でトレーダーは相場の乱高下に身構えている。
金相場は13日、3月以来の大幅上昇を演じ、1オンス当たり1900ドルを回復した。
一方で米国は、ここ数日にイランと非公式ルートで協議を実施する予定だ。
投資家はイスラエルとハマスの戦争が他地域に飛び火するかどうかに注目しているが、為替トレーダーは今のところ米金融当局の利上げを巡る思惑や、米議会が政府閉鎖を回避できるのかについての懸念もある。
　米下院では議長空席の状態が続いている。
　いずれにせよ、中東の紛争が投資家にとって最大の波乱要因であることは間違いないだろう。