三井物産社長、LNG供給不足で分散投資を推進-再生エネ普及に時間
記事を要約すると以下のとおり。
三井物産は液化天然ガス(LNG)の供給不足が続くとの認識を背景に、今後も案件の分散投資を推進する。一方で再生エネルギーの導入が徐々に進んでも十分な普及には時間を要するためLNGの需要は当分解消されない可能性がある。日本が輸入の約9%を依存するロシアでも「サハリン2」などの権益を所有し、さらなるリスク分散が課題だ。日本のLNGを輸入、最大の輸入元2021年に日本は7432万トンのLNG輸入元はオーストラリアSource:資源エネルギー庁のデータを基にブルームバーグ・ニュースが作成 一方、前期に純利益1兆円超えを達成した同社は再生エネルギー事業でも着々と布石を打っている。このほか、台湾の洋上風力発電などにも参画している。 堀氏はこの資金の使途について「全体のバランスを考えながらやっていく」と述べるにとどめたものの、「ベースとなる稼ぐ力が上がっていけば、配当も上げていきたいとさらなる株主還元に含みを持たせた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 三井物産社長、LNG供給不足で分散投資を推進-再生エネ普及に時間