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レポ市場での借り入れコストが急上昇、銀行のバランスシート目詰まり

記事を要約すると以下のとおり。

金融機関の日常的な借り入れニーズを満たすレポ市場に関連する主要金利が、年初来の最高を記録した。
    米連邦準備制度理事会(FRB)は量的引き締め(QT)を通じてシステムから流動性を引き揚げているが、市場の緊張が高まる可能性に配慮しそのペースは遅い。
 同時に、米国債発行増はレポ市場での借り入れのための担保が増加することを意味する。
年末に見られた混乱に似ているが、SOFRが一晩で2倍以上になった2019年9月の極端さからは程遠い。
ディーラーの国債保有残高は史上最高水準に近く、翌日物レポ金利、ひいてはそこから算出されるSOFRが入札決済日以降に正常化するまでに時間がかかっている。
バークレイズによれば、資金調達先へのアクセスを容易にするスポンサード・レポが利用されている。
これは適格金融機関に米国債や政府機関債を担保に政策金利レンジの上限で資金を貸し付けるもので、レポ金利に上限を設けるのに役立つ。
財務省は拡大する米財政赤字を賄うため最終的に発行額を増やさなければならなくなる可能性が高く、資金調達のひずみはより深刻になると見込まれる。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース レポ市場での借り入れコストが急上昇、銀行のバランスシート目詰まり

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