ルノーと日産交渉は越年確実、ＥＶ関連のＩＰや出資額で調整－関係者

資本関係の見直しなどを巡る 日産自動車と仏 ルノーの交渉が遅れており、12月中の合意到達は難しく、越年が確実な情勢となった。
両社で保有する知的財産（ＩＰ）の扱いを巡る問題も解決されていないという。
年内に合意に至るための努力は今後も継続するものの、実現する可能性は低いという。
ＥＶ新会社への日産の出資や両社の資本構成の是正などをまとめて処理するため、協議内容が複雑となり、時間を要しているという。
ルノーの広報担当者はコメントを控えた。
日産は、経営危機にひんしていた1999年にルノーの救済出資を受けて以来続いていた資本関係の是正を目指す。