ユーロが対ドルで上昇、アジア時間早朝の市場-フランス下院選後
記事を要約すると以下のとおり。
アジア時間1日の外国為替市場で、ユーロはドルに対して小幅上昇。 出口調査では、RNの得票はマクロン大統領の与党連合と左派連合「新人民戦線」をそれぞれ上回るが、第2回投票で絶対多数を確保するのに必要な票数には満たない可能性が示された。 今後の焦点は7日に行われる第2回投票でRNが十分な支持を集め、国民議会で絶対多数を確保できるかどうかだ。RNの勢力拡大による影響を低減しようと連携を組む動きが進む中で、今週を通してユーロ高が進むと予想している。 6月30日の世論調査会社4社の出口調査では左派連合は21.5-29.6%、マクロン大統領の与党連合は28.5-22.4%。 XTBの調査ディレクター、キャサリン・ブルックス氏によれば、ルペン氏の絶対的な権力阻止に向けた連携の見方に信ぴょう性が出てくれば、仏市場は持ち直す可能性が高い。財政巡る圧力 一方、MFSインベストメント・マネジメントで先進国市場債券ソブリン調査責任者ピーター・ゴブズ氏は、「1日の取引開始時に10年債利回りのスプレッドで幾分、縮小が見られるかもしれないが、(相場の)「有意で持続的な急回復は予想しにくいと指摘。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ユーロが対ドルで上昇、アジア時間早朝の市場-フランス下院選後