マイナス金利解除含めた政策修正、要件は満されつつある-日銀意見
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が22、23日に開いた金融政策決定会合で、今春の賃金改定は過去対比高めの水準で着地する蓋然(がいぜん)性が高まっているほか、経済・物価情勢が全体として改善傾向にあることを踏まえると「マイナス金利解除を含めた政策修正の要件は満されつつある」との意見が表明された。 日銀は1月会合でイールドカーブコントロール(YCC)を柱とする大規模な金融緩和策の維持を決めたが、経済・物価情勢の展望(展望リポート)に2%の物価安定目標を実現する確度が「引き続き、少しずつ高まっている」との表現を新たに盛り込んだ。マイナス金利解除が意識され、円が対ドルで一時1ドル=147円19銭まで上昇。早期の政策修正観測が一段と強まり、売りが優勢となっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース マイナス金利解除含めた政策修正、要件は満されつつある-日銀意見