オタク文化とは何か?
クールジャパンや地方創生との関係は?
知りたい、教えてほしい、と相談を受けることがあります。
そういう人はもちろん、「いま注目すべきアニメは何か?」とか具体的なコンテンツが知りたいわけではなく、
一般教養として「オタク文化」とは何なのだろうという好奇心や、ビジネスとしての市場性などをテーマにしています。
ごく稀に、「どの声優が好きですか?」的な質問を受け、応えられない自分の底の浅さを悔やんだりますが。
一番分かりやすいのはアニメやマンガ好きのことであり、
さらにゲームやラノベが加わり、
それが乗じるとフィギュアやコスプレなどが加わります。
さらに元コンテンツによって、ロボット物、恋愛物、スポ根、児童偏愛、など様々なジャンルがあります。
周辺環境として、初音ミクなどのボーカロイドやアイドルグループもその一つですし、切り口はたくさんあるんですね。
そこで、まずは分かりやすい取っ掛かりとして、おすすめしているのがこちら。
ポップカルチャーとしての「オタク文化」。いわゆる学術的な側面を持った論文と言っていいでしょう。
歴史を遡り、日本のオタク文化の進化を紐解いてます。
例えば、「オタク」という概念。
野村総合研究所オタク市場予測チーム『オタク市場の研究』(2005)でから「『オタク』の定義の変遷」を図表としてオタクの種別化と年代変遷をそれぞれ縦軸と横軸に次のように示している。(18)
文献等を幅広く網羅し、とてもわかり易く表現してくれています。
相談者には、まずはこれをオススメしてます。
本当に分かりやすい!