ヘッジファンドは株高に慎重－ポジション巻き戻しが21年以降で最大

大手の投機的投資家は年明けからの株高を敬遠している。
　ロングとショート（売り持ち）両方のポジション縮小は2021年1月以降で最大となった。
それによれば、2日のデグロッシングは2018年初頭以降で10番目の大きさだった。
　こうした株高への不信感は、今年の企業の自社株買いが記録的なペースでスタートし、個人投資家が株式取引でのプレゼンスを「ミーム株」のピーク期以上に拡大している現在の市場の状況とは対照的だ。