ヘッジファンド、運用成績マイナス目立つ－ハイテク株投資が裏目に

株式相場が7月半ば以来の急落に見舞われる中、世界最大の株式ヘッジファンドの一部は、メルトダウンの中心となった人気ハイテク銘柄への投資で多額の損失を出した。
同業他社に比べハイテク株への投資が少ないバイキング・グローバル・インベスターズは、ほぼプラスマイナスゼロだったという。
今週はさらに悪いスタートとなり、テック関連銘柄の比重が高いナスダック100指数は5日の取引で3％下落。
　「ファンドはハイテク大手を売り越している。」
一部の運用会社は3月31日時点で10億ドル（約1450億円）超の株式を保有していた。