ブラックストーンの国内富裕層向け投信、異例のペースで1800億円突破
記事を要約すると以下のとおり。
米投資ファンドの
ブラックストーンが、日本で個人投資家に提供するプライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドの残高を伸ばしている。販売開始時期はずれるが、野村証券、大和証券、SMBC日興証券の3社が取り扱っている。 同ファンドの最低投資金額は5万ドル(約780万円)と1万円程度が主流の投資信託業界にあって高めに設定されている。ブラックストーンのロゴPhotographer:MichaelNagle/Bloomberg 政府が資産運用立国を掲げ、個人の投資会社、ブルックフィールドは2月に非上場の不動産投資信託(REIT)に投資するファンドを発売する予定で、機関投資家向けとみなされてきたオルタナティブ商品への関心が高まっている。 ブラックストーンは2021年に日本で個人向け事業に参入。 ブラックストーン・グループ・ジャパンの藤田薫マネージングディレクターは「オルタナティブ投資に対する日本の個人投資家からの関心は高く、知識も深まりつつあると感じている」とコメント。高橋氏によると、プライベートアセットは流動性が低い分、短期的な市場変動の影響を受けにくく、相対的に高いリターンが期待できるなど、株式や債券と違う特徴を持つという。一方で海外のオルタナティブ投資会社について個人投資家の知識はまだ追いついておらず、販売側の説明力が相当求められるとも指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ブラックストーンの国内富裕層向け投信、異例のペースで1800億円突破