フランス資産のリスクは長期化へ-選挙の動揺が収まっても
記事を要約すると以下のとおり。
7日のフランス国民議会選挙決選投票でどの政党が第一党になっても、この選挙がフランスの株式市場と債券市場にとって波乱の時期の始まりになると、一部の投資家は予想している。フランス株のCAC40指数は、マクロン大統領が先月解散・総選挙を決めて以来、欧州の主要株価指数の中で最悪のパフォーマンスとなっている。ハングパーラメントが中期的な悩みの種となることを懸念していると話した。ドイツ国債に対するフランス国債のスプレッドはピークの86ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)からは低下し70bpを下回ったが、選挙実施が決まる前の50bpは上回っている。フランスの政治・経済の先行きが不透明な間に拙速にリスク評価を引き下げることに対して警鐘を鳴らした。
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